釧路市湿原展望台|空と湿原をめぐる、静かなよりみちの時間

釧路市湿原展望台の全景と広場、レンガ造りの外観が印象的 自然のよりみち

こんにちは、キタキツネです🦊

今回は、釧路市北斗にある「釧路市湿原展望台」を訪ねたときのお話をお届けします。
ここは、釧路湿原の西側に位置する小高い丘の上。
展望台からの眺めはもちろん、遊歩道や、その先にある「北斗展望地」まで歩いて、たっぷりと自然を感じてきました。

写真とともに、静かな“よりみち”の時間を綴ります。


アクセスと入口|まるで遺跡のような展望台

釧路市湿原展望台の入口と建物外観、特徴的なアーチと青空

釧路市湿原展望台は、釧路駅から車で約30分。釧路空港からなら約20分ほどの距離にあります。

バス停やバリアフリースペースのある正面入り口を通ると、特徴的な建物が姿を現します。

ヤチボウズをモチーフにしたという外観は、どこか遺跡のようで重厚。
天気のよい日には、この建物と青空のコントラストがとても映えます。

赤レンガの塔と、湿原を見守る展望施設

釧路市湿原展望台の全景と広場、レンガ造りの外観が印象的

広場から見た展望台。

赤レンガの壁と丸屋根のデザインは、どこか海外の古城のような趣きもあり、静かな広場に立つだけでも「ここに来たんだな」と実感がわいてきます。

この建物の中には、有料エリアの展示室や展望室があり、湿原の成り立ちや生きものについて学ぶことができます。

展望台からの眺望も素晴らしく、天気がよければ阿寒の山々や釧路市街も望めます。

探勝路へ|森の中へ、静けさをたどる

釧路湿原探勝路の入口、木製のゲートと森への入り口

展望台の裏手にあるのが、釧路湿原探勝路の入口です。

木の柵と「ヒグマ出没注意」の看板の横を通って、静かな森の小道へ。

この遊歩道は、全長約2.5kmのループ状で、時計回りならバリアフリー対応の木道が整備されており、ベビーカーや車椅子でも安心して歩けます。

途中にはサテライト展望台やベンチもあり、鳥の声や風の音を聞きながら、ゆったりと自然の中を歩くことができます。

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休憩時の水分補給に、素敵な景色を見ながら飲むと、なんだか普段よりずっとおいしく感じます。
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北斗展望地|地元の人に愛される“もうひとつの絶景”

北斗展望地の石碑と湿原の眺望。釧路湿原国立公園の案内看板あり

釧路市湿原展望台から約500m。

鶴居村方面へ向かった先にあるのが「北斗展望地」です。
ここは、知る人ぞ知るビュースポット。
地元の方の中には「展望台よりも好き」という人もいるくらいで、その理由は行ってみてすぐに分かりました。

木々の向こうに広がる釧路湿原の雄大な風景。
早朝には朝日が、霧のときには幻想的な光景が広がります。

人も少なく、とても静かで、自分だけの時間を過ごせるような場所でした。

おわりに|空と湿原のはざまで深呼吸

展望台で空の広がりを感じ、探勝路で森を歩き、北斗展望地で湿原と向き合う。

2時間半ほどの“よりみち”でしたが、体の奥に溜まっていた空気がすうっと入れ替わるような、そんな時間になりました。

ここは、釧路湿原の「眺める」「歩く」「感じる」がそろった場所。

のんびりと、でもしっかりと自然と向き合えるひとときを、ぜひ味わってみてください。


釧路市湿原展望台|基本情報まとめ

名称 釧路市湿原展望台
住所 北海道釧路市北斗6-11
アクセス JR釧路駅から車で約30分/釧路空港から車で約20分
駐車場 普通車108台・大型バス7台・身障者用3台(無料)
営業時間 4月〜9月:8:30〜18:00/10月〜3月:9:00〜17:00
休館日 年末年始(12/31〜1/3)
入館料 大人480円/高校生250円/小中学生120円(免除制度あり)
公式サイト 釧路市湿原展望台公式サイト

※アクセス情報や営業時間、展示内容は変更になることがあります。訪問前に公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
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