はじめに|森の中に広がる、静かなやすらぎ
こんにちは、キタキツネです。
今回は、釧路市阿寒町にある「道の駅阿寒丹頂の里」に立ち寄ってきました。
阿寒の森に囲まれたこの場所は、道の駅でありながら、温泉、キャンプ、RVパーク、観光施設までそろう滞在型の癒しスポット。
澄んだ空気のなかで深呼吸したり、森の声に耳を澄ませたり。
ただの“休憩地”ではない、もう一歩踏み込んだ“よりみち”を楽しむことができました。
アクセス|釧路中心部から車で約40分
- 住所:北海道釧路市阿寒町上阿寒23線36-1
- アクセス:釧路市街地から車で約40分(国道240号線沿い)
- 駐車場:普通車238台・大型15台(無料・24時間)
阿寒湖や鶴居村方面へ向かうドライブの途中に、ちょうどよい休憩地点としても人気です。
クレインズテラス|木のぬくもりが迎えてくれる道の駅本館

まず迎えてくれるのが、木造のあたたかみある建物「クレインズテラス」。
館内には、阿寒の特産品や地元のおいしいものが集まった売店が2つあります。
一つは、変わり種のハンバーガーやソフトクリームが楽しめるちょっと遊び心ある売店。
もう一つは、阿寒牛のコロッケやメンチカツなど、食欲をそそる揚げたてグルメが人気の店。
赤いベレーと阿寒マルシェ|宿泊・温泉・グルメの拠点

道の駅に隣接しているのが「赤いベレー」と「阿寒マルシェ」。
- 阿寒マルシェ:地元の野菜や水産加工品、お菓子などがそろう特産品販売所
- レストラン鶴:阿寒ポーク丼、ザンギ定食、ステーキなどを味わえる食事処
- 天然温泉:ナトリウム塩化物泉の「美肌の湯」で、広い休憩所も完備
温泉は日帰り入浴もOK。
「今日はがんばったなあ」という日のリフレッシュにもぴったりです。
散策路とキャンプ場|森の中で深呼吸

クレインズテラスの裏手には、森へと続く静かな小道。
木漏れ日がさす舗装路を5分ほど歩くと、自然休養村野営場というキャンプ場があります。
セミの声や鳥のさえずりが耳にやさしく響いて、心がゆっくりほぐれていくような道のりでした。
阿寒自然休養村野営場|自由に楽しめる森のキャンプ場

キャンプ場はフリーサイト形式で、広々とした芝生に好きな場所でテントを張って楽しめます。
- テント1張:850円
- バーベキュー広場:9:00~16:00
- バンガロー:6,050円〜
- 開設:4月下旬~10月下旬(要確認)
子どもたちは遊具で元気に、大人は木陰でのんびりと。
そんなファミリーにぴったりな過ごし方ができるキャンプ場です。
体験メニューも豊富|手作りの思い出を
- クラフト
- ピザ焼き
自然の中で手を動かす体験も、旅の思い出にぴったりです(※予約制)。
RVパーク|電源付きで快適な車中泊も可能
施設内にはRVパークも併設されており、電源あり・なしの2種類のサイトがあります。
この日は電源付きサイトがすでに満サイトになるほどの人気ぶり。
特に夏の暑い日には、電源を利用して車内でクーラーを使いながら快適に過ごすことができます。
トイレや給水設備も整っており、快適で安心な車中泊が可能です。
混雑状況・注意点
- 平日午前は比較的空いていて静か
- RVサイト・バンガローは事前予約推奨
- 営業時間や休館日は季節により変動あり
※最新の情報は公式サイトをご確認ください。
まとめ|自然と暮らしが溶けあう、よりみち拠点
「道の駅阿寒丹頂の里」は、ドライブ旅の“通過点”ではなく、何度でも訪れたくなる“目的地”。
森の中の空気に包まれて、タンチョウの舞う空に思いを馳せて、ゆったりとした時間が静かに流れていきました。
温泉でほっと一息、キャンプで自然とつながり、RVパークで自分の時間をつくる——。
そんな、いくつもの「よりみちのかたち」が叶う場所です。
情報まとめ
- 所在地:北海道釧路市阿寒町上阿寒23線36-1
- 駐車場:普通車238台・大型15台(無料)
- 営業時間・定休日:施設により異なる
- 温泉入浴料:大人560円/中学生420円/小人140円
- 公式サイト:https://www.akan.jp/
※アクセス情報や営業状況は、必ず最新の情報をご確認ください。
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