午後の道を網走へ。小清水原生花園の余韻を胸に、国道を走ると潮の香りが濃くなり、やがて港の気配が近づいてきます。
この日の後半は、にぎやかな港町と、のどかな丘、そして静かな湖畔。移り変わる景色に寄り道を重ねながら、旅の一日がゆっくりと締めくくられていきました。
道の駅 流氷街道網走(網走市)
網走港に面して建つ大きな道の駅。冬は流氷観光船「おーろら」の発着所としても知られ、年間を通じて多くの旅行者でにぎわいます。
- 住所:北海道網走市南3条東4丁目
- 営業時間:9:00〜18:30(夏季)/9:00〜18:00(冬季)※飲食は別時間

1階はお土産売り場。ホタテやカニなどのオホーツクの海産物、流氷をテーマにしたお菓子やグッズなど、港町らしい品がずらり。観光バスの団体も多く、館内は常に活気にあふれていました。

2階へ上がると、ちょっとユニークなフードコート「キネマ館」。レトロな映画ポスターや看板が飾られ、まるで昭和の映画館のよう。ラーメンや海鮮系などのメニューを味わいながら、旅の合間に小さな非日常を楽しめます。

さらに奥に進めば展望デッキ。港を一望できるパノラマが広がり、船や海鳥の姿を眺めていると時間を忘れてしまうほど。夕方には空と海がオレンジ色に染まり、港町の一日がゆっくりと暮れていくのを感じられます。

道の駅 メルヘンの丘めまんべつ(大空町)
港を離れ、国道39号を女満別方面へ。次に立ち寄ったのは道の駅メルヘンの丘めまんべつ。名前の由来となった「メルヘンの丘」はすぐ近く。広がる畑と並木道は四季折々の表情を見せ、まさに絵本のような風景です。
- 住所:北海道網走郡大空町女満別昭和96-1
- 営業時間:9:00〜18:00

道の駅横の建物には売店と観光案内所。地元産の野菜や乳製品、空港の町らしい飛行機モチーフのお土産も。観光案内所では近隣のスポットや季節の情報も教えてもらえます。

湯元ホテル山水「美肌の湯」(女満別/大空町)
- 住所:北海道網走郡大空町女満別湖畔3-2-3
- 日帰り入浴:大人490円・子ども150円
- 営業時間:11:00〜22:00(変更あり)
網走湖畔に建つホテルで日帰り入浴を利用。泉質は肌にやさしく、湯上がりはしっとり。さっぱり汗を流して露天風呂でゆっくりする時間はまさに「旅のご褒美」でした。上がった後は休憩室で至高の一杯。
女満別湖畔キャンプ場での一夜
この日の宿泊地は女満別湖畔キャンプ場。網走湖を望む立地で、炊事場やトイレも整備され、気軽に使えるロケーションです。湖畔のベンチに腰かけると、鏡のような湖面に夕焼けの赤が静かに映り込みます。


夜はキャンプ場から少し歩いてJR女満別駅へ。螺旋状の歩道橋が街灯に照らされ、幻想的な風景が広がります。湖畔の静けさとは対照的な、光と影のコントラスト。小さな散歩が、旅の一日をやさしく締めくくってくれました。

道の駅スタンプラリー進捗
午後後半の寄り道でもスタンプを獲得。紙のスタンプ帳とデジタルスタンプ、両方を集めながら進めると、旅の足跡が目に見える形になっていきます。


まとめとふり返り
港町のにぎわい、丘ののどかさ、そして湖畔の静けさ——。一日の中でこれほど違う表情に出会えるのは、道東のドライブ旅ならでは。
買い物や食事、展望台からの景色、温泉での休息、キャンプでの夜。それぞれの寄り道が積み重なって、旅の記憶が少しずつ色を帯びていきました。こうして一日目のよりみちは、女満別湖畔キャンプ場の夜空の下で静かに幕を下ろします。
※アクセス・営業時間・休館日・駐車場などの最新情報は、各施設の公式サイトで必ずご確認ください。
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